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- こんなときは受診を
- 歯石がつくのが当たり前だとひと昔は考えられていました。
しかし、歯石は、ばい菌の固まりですので、自分達、人であったら、歯医者に行くと思います。それと同様にワンちゃんやネコちゃんも歯石をとるなどした方が良いです。
意外なことに虫歯はありませんが、口臭ひどくなったりや歯周病にかかります。
また、歯周病は顎の骨が溶ける病気であり、ばい菌による感染症です。ですから、歯石が付く、口臭がつくというのは病気が始まっている証拠ですので、気になりましたらお早めにご受診ください。
主な歯の病気(歯周病について)
歯周病=顎の骨が溶けていく病気です。 歯石(細菌+歯垢)で細菌から感染症になっております。 |
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酷くなると、歯肉が下がり、歯周ポケットが出来てしまいます。 さらにひどくなると細菌が歯の血液を通して全身に行きわたり病気を発生させます。 |
<治療の手順>安全性を考え全身麻酔を行います。
①.歯石をスケーリングで砕きます。 その後、表面を滑らかにするためポリッシングを実施します(ポリッシングは粗い⇒細かいものと2回磨きを行います)。
②.ポケットの部分の汚いものを除く(キュレッタージ)+抗生物質を処置します。
③.ポケットが大きく状態がひどい(歯が動く、歯根が露出している)場合は、抜歯します。
抜いた後は歯周病の細菌感染の拡大を防ぐため、抗生物質を処置致します。
※①~③どこまでの処置が必要かは、麻酔したのちに詳しく視診する事で明らかになります。